今日は、ペット・ショップ・ボーイズのクリス・ロウの誕生日。
PVの中では「ニールと比べて何もしない人」と言われているが、ビデオによっては踊ったり、衣装やウィッグを身に着けて演技をしたり、色々やっているんだけどなあ。1980年代には、ワム!のアンドリュー・リッジリーになぞらえられたり、一部メディアの扱いがひどかった気が。
クリスがいなかったら、あの名曲もこのカバー曲も、今頃生まれてなかったというのに。
2020年春、ロンドンではロックダウンを実施した。あの頃、自宅やスタジオから演奏を配信したミュージシャンが世界中にいて、クリス・ロウもその一人。
曲は「It's Alright」で、過去にライブで演奏されたピアノソロのバージョン。コメント欄からは、ロンドン市民のみならず、世界中のリスナーが喜んだことがうかがえる。
デビュー初期はさておき、途中からインタビューではあまり喋らない印象のクリスだけれど、低めのなかなか良い声してるんだよね。「パニナロ」など、いくつかの曲でラップを歌っているが、こちらの曲では、なんとリードヴォーカルとしてしっかり歌っているのだ。
Stop Modernistsというフィンランドのユニットと組み、ニュー・オーダーの「Subculture」をカバーしている。どういう経緯で実現したんだろう? ペット・ショップ・ボーイズの方でも、あまり普通のバックコーラスとかやらないのに。時々で良いので、こういうサプライズは大歓迎。
On Chris's Birthday, the October 4th
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