横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

40th Anniversary 稲垣潤一コンサート@川口リリア

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 稲垣潤一さんのコンサートに行きました。10数年ぶりです!

 今年でデビュー40周年を迎えたそうです。

 1982年なんて、ワタシは小学生ですよ。

 
 稲垣さんはヒット曲がたくさんあるので、懐かしい1980年代の曲から最近の新しい曲まで、この日は色々と聴くことができました。ワタシがファンになったのが2000年代半ば。「大人の夏景色」(2008年)はCMソングになったこともあり、あの頃の曲の中では心に刻まれています。
 当時は若いファンに向けて「昔はね、好きな音楽をカセットに入れて”マイ・カセット”をドライブでかけたんですよ」と説明していましたが、現在は一周巡ってカセット人気がリバイバル

 コンサートマスターは稲垣さんですが、この40周年ツアーの選曲は「周囲の意見で」決めたそう。なので、ずっとライブ会場に通っている人からは、ちょっと意外なセレクトになっているかもしれません。川口リリアが皮切りなので、もしかするとこの後、若干の変更もあるかも。

 最近はピアノ伴奏で歌う試みをしており、この日はピアノとパーカッションの伴奏で数曲歌いました。以前、アコースティックギターの伴奏で歌う動画を見たので、アコースティック路線というのは、ここ最近の稲垣さんのブームなのかな。

 

 相変わらず、稲垣さんの叩くドラムがパワフル。
 サポートメンバーが以前と変わり、若手ドラマー(X JAPAN世代ですって)が参加。女性シンガー渡部紗智子さんとはデュエットを一曲。2000年代に「男と女」というデュエットソングのアルバムをリリースしていたし、「もしや、今日はデュエットをたっぷり聴けるかも?」と期待したのですが……。代わりに、メンバー紹介の時に、迫力ある民謡を披露してくださいました。

 「1・2・3」の時に「おや」と思ったこと。10数年前は、観客は立ち上がってサビの部分で一緒にジャンプしていました。でも今回は座ったまま、両手をアップする。しばらく来ないうちに変化していました。というか観客もその分、年をとっていますからね……。

 度肝を抜かれたのは、「泳げ!たいやきくん」でしょうか。東京スカパラダイスオーケストラ風のサウンドで、こんなにスタイリッシュな「たいやきくん」、初めて聴きました。インパクトでいうと、EGO-WRAPPIN'が「買い物ブギ」をカバーしたみたいな感じですかね。

 会場の様子など。
 開場中は、「歓声を出さないで」という注意ボードが。前の方にコアなお客さんが集まり、手首に光るバンドを付けているではありませんか。ペンライトの代わりでしょうか。曲に合わせて腕を振ったり、拍手したりするのと一緒に光も揺れていました。グッズも進化しているんですね。うちわも振っていて、「あれ、アイドルのコンサートに来たんだっけ?」

 

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  会場で配られていた公式ファンクラブのチラシ。素敵~!ダンディ~!


セットリストはこちら。

君は知らない
心からオネスティー
恋するカレン
大人の夏景色
P.S.抱きしめたい
日暮山

<ピアノ、パーカッションと>
Unlimited
Everyday's Valentine
黄昏が目にしみる
優しさが瞳にしみる

<デュエット>
泳げ!たいやきくん

セブンティ・カラーズ・ガール
エスケイプ
君に逢いたい午後
彼女はBlood Type B
1・2・3

<アンコール>
バチェラー・ガール
ドラマティック・レイン
夏のクラクション

 

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