前々回の「戦後日本のジャズ文化」という記事(こちら)で、フランスのヌーヴェル・バーグ映画に当時最先端のジャズが使われていたと書きましたが、それ以降のフランス映画で、ジャズが印象的だったものを紹介します。
「五月のミル」Milou en mai
監督:ルイ・マル
主演:ミシェル・ピコリ
1990年 フランス/イタリア映画
前の記事(こちら)に引き続き、ジャズの話を。
今回は、シャーロック・ホームズをモチーフとしたジャズCDを紹介。
まずはこちらから。
Alan Barnes「Sherlock Holmes Suite」
Woodville Records
「戦後日本のジャズ文化」
マイク・モラスキー著 青土社(岩波現代文庫)
戦後日本のジャズ文化――映画・文学・アングラ (岩波現代文庫)
今月は、ジャズについて書こう。
「呑めば、都:居酒屋の東京」で、せんべろ酒場の魅力を語ってくれた著者(ジャズ愛好家にして日本文化研究者)が、本書では第二次大戦後(戦前も少々)の日本のジャズ文化を論じている。映画や文学と絡めて分析している。
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