『平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼 ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方 』
ヨシモトブックス
平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼 - ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方 - (ヨシモトブックス)
- 作者: 平畠啓史
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2018/10/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本一のサッカー通芸人(いや、タレントの中でも日本一かも)ひらちゃんが、題名の通り、J1からJ3まですべてのホームスタジアムを訪れた。
昔、スカパーでJリーグを見ていた頃の話だけど、試合後のコーナーでひらちゃんが選手にインタビューしていた。元サッカー少年の芸人やサッカー大好き芸人は数あれど、番組やコーナーを持ち、選手にインタビューまでできる人はそうそういない。ましてや、全国のスタジアムを訪れ、クラブ関係者やサポーターに「ひらちゃん!」と声をかけられるような人は。
ワタシはレッズサポなので、まずは浦和レッズのページから。浦和には色んなエピソードがあるが、ひらちゃんが取り上げたのは、GKの山岸くんとある熱いサポーターのこと。山岸くんは、モンテディオ山形、ギラヴァンツ北九州へ移籍し、昨年引退した。都築との正GKのポジション争いとか、日本代表のこととか、その辺の話じゃないのがイイ。
浦和以外のチームでも、移籍していった選手が在籍していると、どうしても気になってしまう。「あの選手はどうしてるかな。出場しているかな。向こうでもサポーターに愛されているかな」と。山岸くんは移籍先でも活躍し、サポーターに愛された。「元ウチの子」の移籍先がJ1だと、浦和とは敵味方になってしまうが、J2、J3なら純粋に応援できる。「元ウチの子」の試合、こっそり見に行っちゃおうかな。
北は北海道から南は沖縄まで、ご当地の名物を揃えたスタグルがとにかくおいしそう! 日帰り遠征だと、街へ繰り出す時間がないこともあるけど、そんな時にスタジアムでご当地グルメを食べれば一石二鳥! 行列するのが嫌であまり買ったことないんだけど、次に遠征する機会があったら食べてみようかな。
そして、よそんちのマスコットがかわいい! ジェフ千葉の秋田犬兄弟とか、長崎のヴィヴィくんとかは前から知ってたけど、この本を見て山口のレノ丸を発見。かわいいやんけ! 浦和はマスコットが仕事しないので(それはそれでらしくていいんだけど)、ゆるキャラブームを経た後では、やはりかわいいマスコットとふれあえるのは羨ましい。単純にワタシがもふもふ好きなせいかもしれないが。
以下、余談。
浦和レッズ以外の試合で現地観戦したことがあるのは、大宮アルディージャ。タダ券を配っていた時代に埼スタへ見に行った。今や日本代表の守護神となった川島くんが正GKで、アンダー世代の日本代表に選ばれていた頃だ。席は自由に選べたので、ゴールに近い、前から2~3列目あたりで観戦した。ピッチ間近で見る試合はとても迫力があった。
子連れで見に行ったのだけど、ハーフタイムになると子供たちはトイレに行ってしまう。せっかくアルディとミーヤちゃんがスタジアムを一周してくれるのに、肝心の子供たちがいない……!! たぶん、最前列まで出れば写真も一緒に撮れたと思うんだよね。せめて間近でふれあったりできたと思うんだよね。くう、かえすがえすも惜しい!! ていうか、いちばんマスコットをもふもふしたかったのはワタシなんだけどね。
以前読んだ『ディス・イズ・ザ・デイ』(記事はこちら:ディス・イズ・ザ・デイ - 横文字の島)ともども、サッカー愛にあふれた1冊。
【追記】
新刊が出た。これまたサッカー愛にあふれている。
今日も、Jリーグ日和。 - ひらちゃん流マニアックなサッカーの楽しみ方 - (ヨシモトブックス)
- 作者: 平畠啓史
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2019/09/11
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