ああ、W杯終わっちゃったね……。
ということで、サッカーをテーマにした映画について書いてみました。
本当は、W杯の前に書けばよかったんだろうけど。
「リトル・ストライカー」There's Only One Jimmy Grimble
監督:ジョン・ヘイ
出演:ルイス・マッケンジー、ロバート・カーライル
2000年 イギリス映画
ジミー(ルイス・マッケンジー)はマンチェスター・シティを応援するサッカー少年。周囲はマンチェスター・ユナイテッド派ばかりで肩身が狭く、所属する学校のサッカーチームでも実力を発揮できない。シングルマザーの母親はダメ男にうつつを抜かし、ジミーは家庭にも居場所がない。ある日、不思議なシューズを手に入れると、ジミーはみるみる活躍し始める。元プロサッカー選手で、コーチのエリック(ロバート・カーライル)は、ジミーに才能を見出す。
まだマンチェスター・シティが今みたくお金持ちクラブになる前の話。マンチェスターの2つのクラブのサポーター同士の関係も、しっかり描かれている。
なんと、ロバート・カーライルの役が「現役時代は、小柄だけどストライカーとして活躍した」コーチという設定で、現役時代(?)の写真がちらっと映る。
ロバート・カーライルが主演した映画「フル・モンティ」では、男たちが振り付けを覚える場面で、なかなかステップが揃わず、「マンチェスター・ユナイテッドのオフサイド・トラップだ!」と言ったら、ピタッと揃ったという場面がある。
「ベッカムに恋して」Bend It Like Beckham
監督:グリンダ・チャーダ
出演:パーミンダ・ナーグラ、キーラ・ナイトレイ、ジョナサン・リース=マイヤーズ
2002年 イギリス映画
ヒースロー近郊に住むインド系少女ジェス(パーミンダ・ナーグラ)は、ジュールズ(キーラ・ナイトレイ)に誘われ、女子サッカーチームに加わる。コーチのジョー (ジョナサン・リース=マイヤーズ)にも才能を見込まれる。ところが家族にばれてしまい、サッカー禁止を申し渡される。おまけに姉の結婚式と、大事な試合の日が重なってしまい……。
最後はハッピーエンドを迎えるのだが、主人公は人種差別や、インド人家庭の伝統やしきたりなどと闘わなくてはならない。ブレイク前のキーラ・ナイトレイが友人役で出演している。
原題は「ベッカムのようにカーブするフリーキックを蹴る」みたいな意味。主人公はベッカムの大ファンで、部屋にポスターを貼っている。
「ディディエ」Didier
監督:アラン・シャバ
出演:アラン・シャバ、ジャン=ピエール・バクリ
1998年 フランス映画
サッカーチームのGMピエール(ジャン=ピエール・バクリ)は、友人からディディエという犬(大型犬のラブラドールレトリバー)を預かる。ところが、宇宙からの光線を浴びたディディエは人間に変身してしまう。人間になったディディエ(アラン・シャバ)に天才的なサッカーの才能があることを知ったピエールは、彼をチームの一員に抜擢する。成績不振のサッカーチームを、ディディエが救う……?
コメディアンのアラン・シャバが、人間になった犬を熱演。走るところとか、仕草とか、いちいち犬っぽい! 飼い主の美女が迎えに来ると嬉しくて飛び掛かるが、見た目は人間の男なので、返り討ちに遭う。
これ、サッカー映画に入れて良いんかい!?と思われるかもしれないけど
いいんです!(←川平慈英風に)
アラン・シャバつながりで:ヴァレリアン 千の惑星の救世主 - 横文字の島
以下、自分用メモ。
W杯後の熱狂ぶり。
ロンドンでは、4位と健闘したイングランド代表をたたえて、地下鉄サウスゲート駅を1日だけ、監督にちなんだ「ガレス・サウスゲート駅」に変更。
パリも負けてはいない。優勝したレ・ブルー(フランス代表)をたたえ、1日だけ駅名をあちこち変更。
皆、サッカーお馬鹿さんだなあ!