「めぐりあう日」Je vous souhaite d'être follement aimée
監督:ウニ―・ルコント
出演:セリーヌ・サレットほか
<あらすじ>
実の親を知らずに育ってきた理学療法士のエリザは、自身の出生を知るため、息子を連れてパリからダンケルクにやってくる。実の親の手がかりがなかなかつかめずにいたある日、息子が通う学校で働く中年女性のアネットが、患者としてエリザの療法室を訪れる。
【ネタバレ注意】
「冬の小鳥」に続く、ウニ―・ルコント監督の自伝的な作品。
”自伝的”というのは、彼女は養子縁組の形で韓国からフランスにやってきたから。
今のオランド政権で、若い女性の閣僚が目立つけれど、そういえばフルール・ペルラン(中小企業・イノベーション・デジタル経済担当大臣)も、ルーツは韓国だ。
フランスでは、子供に恵まれない夫婦がアジアなどの外国から養子をもらうのは珍しくない。仏語学校に通っていた友人(日本人)のクラスメイトは、カンボジア出身だったという。