横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

浦和レッズxサガン鳥栖戦

 久しぶりのホーム勝利は嬉しい!

 今回は現地参戦ではなく、テレビでの観戦だけど、書いておこう。

 

 昨年の天皇杯優勝の功労者オリヴェイラ監督を、成績不振(ACLは勝ち進むも、リーグ戦ではホームで連敗、大量失点)や世代交代がうまく行ってないという理由で、先月末に解任。さすがにこの時期での監督解任は「早すぎない? もう少し様子見ても良かったんじゃ?」という意見がチラホラ。

  後任が「組長」こと大槻毅監督で、これまた「組長が監督やってくれるのは嬉しいけれど、何も今じゃなくても……」。いずれも一部サポーターの意見だけど、ワタシもほぼ同意見。どうしても以前の堀さんの例を思い出して、不安になってしまうんだよね……。


 前節の川崎戦は、先制された後にアディショナルタイムで奇跡的に追いつき、引き分けで試合終了。このところ川崎は終盤で被弾することが多いそうなので、相手のミスに助けられた局面もある。

 そこへ今節のサガン鳥栖戦では、前回に続きまたも相手に先制されるという、嫌な展開。違う相手だし、そうそう奇跡をあてにするわけにもいかない。ウガちゃんのゴールで辛うじて同点に追いつき、ほっとする。

 フェルナンド・トーレスはベンチスタートで、なかなか見られなかったけど、後半から出場。彼が移籍してきた昨年のサガン鳥栖戦は、サッカーパブで観戦したクチです。はい。

 なかなかスコアが動かない後半、なんと大槻監督は森脇とマルちゃんを投入。今年のマルちゃんは去年みたくコロコロ転がらないし、高速ドリブルも生きるけど、この采配はどう出るのか? 同点のままアディショナルタイムに突入し、「まあ、先制された試合だし、負けなかったらいいか」の空気が流れ始めた矢先、追加点が生まれる。まさかのマルちゃんのアシストから、興梠がゴール! こんな場面が見られるなんて、去年のレッズサポに教えてあげたいわ~。

 

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 試合後に知ったけど、このゴールで浦和移籍後、浦和レッズのレジェンド・福田正博さんに並ぶ通算91得点目となったとか! さらに、鹿島アントラーズ時代のゴールも合わせると、Jリーグのレジェンド・三浦知良(カズ)の記録を超える通算140得点に! おめでとうございます!

 近いうちに、ローストチキン買いに行きます…!


 ところで、レッズ戦と同時刻に、裏番組の東京МXテレビでは、FC東京xヴィッセル神戸戦を中継していた。白状しよう、ときどきチャンネルを変えて見ていたよ。だってだって、埼スタには来なかったイニエスタが関東に来て……ゲフンゲフン、出場しているんですもの! 偶然チャンネルを変えた時に、イニエスタのゴールを見たよ。

 さらに、神戸も監督交代したばかりなのだが、トルステン・フィンク監督(注:フィンケではない)のコーチはモラス雅輝さん。そう、かつて浦和レッズフォルカー・フィンケ監督時代にコーチを務めた方。カメラがベンチを映した時にちらっと映ったよ。お元気でしたか。

 この日は神戸も勝利を収めた。


 そういえば大槻監督も、フィンケ監督時代にコーチだったんだよね。あの時代は賛否両論だったけど、月日は流れ、あの頃コーチだった2人がそれぞれ別のチームで活躍しているなんて、感慨深いわ~。

 

 現地組の友人から、選手紹介時の大槻監督の画像を見せてもらった。髪型もオールバックだし、まんま「組長」だった…! クラブの方もノリノリで撮影したんだね。右手を懐にやった時、「なんか飛び道具が出てくる…!」と思ったのは内緒。