ガーシュウィンの「The Man I Love」をイギリスの伝説的歌姫ケイト・ブッシュが歌っている。ジャズを歌うのは珍しいかな。
ケイト・ブッシュの歌うジャンルを「ポップス」と形容していいのか分からないけど、「神秘の丘(Running up that hill)」は代表曲の1つ。「神秘の丘」のリリースは1985年。当時ワタシは中学生だから、歌詞なんか全然聞き取れない。でも、独特の歌声に引き込まれてしまう。
このところ1980年代のイギリスの音楽を動画で視聴している。深夜の音楽番組ではほんの一部しかPV(プロモーションビデオ)を流してくれなかったから、デュラン・デュランやワム!みたいな有名どころ以外は、どんなPVだったかまったく知らないのだ。今になって、「こんな映像だったの!?」とびっくり。
ケイト・ブッシュがダンサーでもあることはあまり知らなくて、ほとんどのPVで踊っている。こちらは「バブーシュカ(Babooshka)」のステージで、男性ダンサーとのダンスが印象的。
彼女の歌は、歌詞を調べてみると「そういう内容だったのか!」とこれまたびっくり。代表曲「嵐が丘」はブロンテの小説から来ていて、歌詞も小説の世界そのままだった。