横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

小曽根真ソロライブ 2015

 ジャズピアニスト小曽根真さんのライブに行ってきた♪

 以前、J-WAVEで土曜夜9時に「OZ MEETS JAZZ」という番組で、小曽根さんはナビゲーターを担当。音楽を流すだけでなく、スタジオで生演奏も披露していた。トークも軽妙で、とにかく楽しい番組だった。

 川口リリアの音楽ホールは、行くのはこれが2回目。ここはパイプオルガンが置いてあって、時々パイプオルガンの無料コンサートを開催している。私が前回ここに行ったときは、若手ジャズピアニストの松永貴志さんのライブだった。ピアノそしてパイプオルガンで(!)ジャズを弾くという、贅沢な演奏だった。パイプオルガンて聖歌隊のイメージがあったけど、ジャズを弾いてもいいのね!

 さて、小曽根さんのライブ。舞台袖から登場かな~と待っていたら、後ろの席から拍手が起こり、「えっ?」と思ったら、会場奥の扉からまさかの登場。演奏のみならず、合間のトークでも、客席を沸かせます。 

 



 プログラムは、小曽根さんが作曲したナンバー、ジャズの王道のナンバー、
そして最近クラシックに挑戦しているということで、ショパンをアレンジした
ナンバーなど。曲目は事前に発表されず、当日の気分で決まるんだろうなーと
思ったら、その通りに。「ハロウィンに演奏したらピッタリ」と言っていた
ナンバーは、ホラー映画とかお化け屋敷の場面に使ってもいいかも。

 ショパンポロネーズとジョビンのメドレーは、とても楽しかった。薄々思っていたけれど、私はやっぱり王道のジャズよりも、ボサノバの方が好きかもしれない。

 最後の「モーニン」は、NHK Eテレ「美の壺」でおなじみの曲。「この会場のスタインウェイはいいね~」と小曽根さんが言っていただけあって、底から響くような重低音が。

 コンサートホールなので、おとなしく座っているだけだったけど、ここがライブハウスだったら、座りながらでももっとリズムに乗って、カクテルを飲みながら、ノリノリで楽しめたかなあと。この日は夜から宴会があったので、お酒はそちらで飲みました。

 

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