横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

お直し:フライパン

 これまで洋服だったり、靴だったり色んなものを「お直し」に出してきました。便利なことに、最近は意外なものが修理・修復できるようになっていて、何かが壊れると、捨てる前に「直せないかな?」と調べます。

 洋服や靴の修理店は珍しくないですが、直すものによっては「どこで修理してくれるかな?」と、探さないといけないことも。一度直してから数年がたち、「またお直しに出したいなあ」と思ったときに迷わないよう、備忘録として書いておきます。


 今回は、フライパンのお直しの話です。

  テフロン加工(フッ素樹脂加工)のフライパンて、使ってるうちに剥げてきて、調理中に食材が焦げ付いてきたら、すぐ捨てていませんか? ワタシもよく、フライパンを焦げ付かせてきました。何度か買い替えるうちに、もったいないなあと思うように。

 「鉄のフライパンなら長く使える」と聞いて、お高いリバーライトのフライパンを買ったこともあります。結論から言うと、あれはズボラな人間には使いこなせません。毎回、使い終わった後にお手入れ(油を塗るとか)が必要です。いったん、テフロン加工のフライパンの楽ちんさを知ってしまうと、そのひと手間のハードルが高い。結局、鉄のフライパンは手放しました。

 何がきっかけでテフロン加工フライパンのお直しを知ったのか、今となっては思い出せません。たぶん、ネットでググっているうちに見つけたんでしょう。改めて調べると、いくつか業者がヒットしました。実際に依頼した人の体験ブログも読みました。最終的に、こちらの会社にお願いしました。

 

www.alfa-giken.net

 こちらでは、フライパンだけでなく、お鍋やホットプレートも再加工してくれます。

 最初は直径24cmのフライパンを再加工してもらいました。送る時には、取っ手を外す必要があります。一緒に小さいフライパンも直したかったのですが、戻ってくるまでの数日間、フライパンが全くないと困るので、時間差で依頼しました。

 直す前の写真はありませんが、戻ってきたときは、テフロンの剥げかけた部分がキレイになっていて感激しました。

 

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  まっ黒なので分かりにくいですが、直してから焦げ付き知らず

 

 余談ですが、最初に大きい方のフライパンを送ったのは、ちょうど消費税が5%から8%に変わるタイミングでした。深く考えずに送ったら、月をまたいだのです。荷物の到着後、わざわざ連絡を頂き「注文が増税前なので、代金は5%でけっこうです」と言って下さいました。そんな心遣いがありがたく、後日もう1つのフライパンの修理も喜んでお願いした次第です。


 直してからは、フライパンを長持ちさせる使い方(熱したところへ冷たい水を入れないとか)を意識しているので、あまり焦げ付くことはなくなりました。また焦げ付くようになってきたら、その時は再びこちらにお願いしようかと思います。

 昨今は安いフライパンが売られているので、新しく買い替える方が簡単でしょう。うちの場合は、そんなにお高いフライパンではありませんが、気に入っていたものなので修理に出しました。お直しに出す手間や料金と秤にかけて、判断してください。


 今回の「お直し」に限らず、映画を見た記録、読書の記録など、ブログを自分メモにしています。後で「あれどうだったっけ?」と思った時は、ブログ内を検索します。紙とかPCテキストに書いておくと、そのメモをどこに保存したか分からなくなってですね……。一体いくつメモを紛失したことか……(遠い目)。

 今思えば、映画鑑賞と読書の簡単な記録だけでも、もっと早くブログ始めればよかった。