アニメ「攻殻機動隊」で使われた音楽「謡 III Reincarnation」。アニメ版もハリウッドの実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」も見ていないのだが、「この曲がすごい」と教えてもらい、探してみたら、コンサートの映像がヒットした。
作詞・作曲は川井憲次氏。歌詞は、古い日本語を調べて書かれたものだという。
吾(あ)が舞えば麗し女酔いにけり
吾(あ)が舞えば照る月響(とよ)むなり
結婚に神降りて
夜は明け鵺鳥(ぬえとり)鳴く
遠神恵賜(とおかみえみため)
遠神恵賜(とおかみえみため)
遠神恵賜(とおかみえみため)
着物姿の女性たちは、「西田和枝社中」という民謡の歌い手グループ。「ブルガリアン・ヴォイスを思わせる」という感想を見たが、確かに似ているかも。
「謡」に続き、「傀儡謡(くぐつうた)」の演奏。こちらは太鼓の響きがカッコいい。
動画サイトで海外の視聴者が「歌詞は〇〇語?」「××語?」(いずれも母国語と違う言語)と推理してるんだが、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」を思い出したよ……。