横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

2018 浦和レッズ 天皇杯優勝!

f:id:Iledelalphabet:20181210151814j:plain

 (写真はネットニュースより)

 

 今回はサッカーパブで観戦。

 いつも通り、店内は赤い人でいっぱいでした。食事に専念できないので手でつまめるフードを注文し、ギネスのグラスを片手にテレビ画面に集中。寒い中、現地参戦の皆さん、お疲れ様です。赤い埼スタ、しっかり見届けましたよ。

 

 試合を決定したのは、珍しくウガちゃんによるゴールで、それもめったに決められないだろうという形のゴール。なんだろう、浦和っぽくないぞ。

 前半の早い時間に得点したきり、浦和はなかなか追加点を奪えない。それどころか仙台がゴール前を脅かし、西川のスーパーセーブや相手のミスに助けられる場面も多々あり。たった1点のリードって、こんなに心もとないのか。

 5日の準決勝(vs鹿島アントラーズ)で、3つの交代枠を負傷交代で全部使うという前代未聞の事態があり、「あの子たちは出られるの?」と気にかかっていたが、3人とも(強行)出場。いや、試合が終わった今だから言えるけど、本当、無事に終わって良かったよ。

 後半に入っても点数は動かず、先に交代のカードを切ったのは仙台。しかも、早々に3つの交代枠を使い切り、関口とか矢島とか、元浦和の選手ばかり出してくる。

 結局、後半終盤になっても1-0のままで、百戦錬磨のオリヴェイラ監督は時間稼ぎに出る。こんな監督、敵にいたら嫌だ。今回はウチの監督で本当良かった。終了間際の交代とかは他のチームでも「あるある」なんだけど、全体の雰囲気が浦和っぽくないんだな。マリーシア。ちょっと前の、タイトル獲りまくってた頃の鹿島みたい。

 それにしてもアディショナルタイムは長かった。最初4分と出て、次に5分。5分過ぎてもなかなか審判は笛を吹かず、周囲のサポもキレていた。

 

 ようやく試合終了の笛が鳴り、選手のインタビューが始まると、じわじわと勝利の実感がわいてきた。阿部ちゃんの涙で、またももらい泣き(過去の記事を読み返すと、前にも同じパターンが。阿部ちゃんてば泣き虫さんだな)。

 試合に勝ったら注文しようと決めていたワインを飲んでいたら、店員さんがスペシャルドリンクを配っている。家人が2つ受け取りテーブルに置いていたけど、これが1杯500円也。あっ、商売上手ですね……。

 優勝カップを掲げる場面が途中で解説に切り替わり、「平川を映せ~!」と思ったら、サポの念が通じてか、優勝カップを手にした平川が映り、ほっと安心。


 これで2018シーズンは終了。正直、シーズンが開幕した頃、こんな一年になるなんて誰が予想しただろう? 監督も、堀さん、”アウトレイジ”大槻さん、”オズの魔法使いオリヴェイラさんと3人。戦術もコロコロ変わったし、選手も目まぐるしい一年だったと思う。

 選手の補強も、ファブリシオとか大当たりだと思うけど、最大の、そして最も成功した補強は、オリヴェイラ監督だと思う。リーグ戦では上位チームに勝ちつつ下位チームに負ける、不思議な……いや、往年の鹿島と比べるとへっぽこな赤いチームですが、どうか来シーズンもよろしくお願いします。

 

【関連記事】

iledelalphabet.hatenablog.com

iledelalphabet.hatenablog.com