あ、映画レビューじゃないですよ。
今回はサッカーの観戦記ですよ！
4月に入ったら、いつの間にか堀監督から大槻監督に代わっていて……。それどころか次期監督として、鹿島を率いた名将オリヴェイラ監督が決まっていて。
家人と「一度、大槻監督のうちに観戦しよう」と言ってたものの、柏戦からオリヴェイラ監督が指揮をとるとは、いくらなんでも早すぎ！ しかも大槻監督のラストマッチは、ミシャ監督のコンサドーレ札幌戦。こりゃ見に行かないと！
この日の埼スタは、前々監督、現監督、次期監督の3人が揃うというシュールな光景。ミシャさんがアウェイ側ベンチにいるのが不思議。スクリーンに映っても違和感なし。
噂どおりアウトレイジ…
組長……じゃなかった、大槻監督が表紙のマッチデープログラムは、早々に完売。大槻監督のグッズを作ったら、飛ぶように売れたんじゃなかろうか。今からでも遅くない、ぜひ発売してください。とりあえずマッチデーを増刷して！
→オフィシャルで「レッドボルテージ及び通信販売での再発売に向けて準備中」ですって。
MDP540号について｜URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE
試合はミラーゲームに。そりゃそーだ。今の浦和の基礎はミシャさんが作ったんだもん。数年前、ミシャさんが広島から移ってきた直後の広島戦を思い出した。
スコアレスドローだったけど、最後まで選手がよく走り、本気を出していたのは伝わってきた。試合後に選手がスタジアムを一周してサポーターに挨拶した時、拍手で迎えられたのが何よりの証拠。大槻監督がスタジアムを去る時には、盛大な拍手が起こった。「組長！」のかけ声も聞こえたぞ。
大槻監督のすごいところは、采配が適材適所だったこと、若手を抜擢したこと。今期はラファエル・シルバはじめ、何人もの選手がレッズを去り、限られた人材でやりくり、という台所事情もあったかと思う。ユース時代から知っている若手の起用は、理にかなっていたのかも。
もう一つ驚いたのが、ベテラン平川の起用。さすがに筑波大学時代から旧知の仲とはいえ、驚いた。札幌戦で小野伸二も出ないかな、平川と揃って見られたら嬉しいな、と思っていたのは内緒。
暫定監督とはいえ、6試合を4勝2分けの無敗で終わったのは素晴らしい。この後はユースの育成に戻るのかなあ。若手を育てて、彼らにトップチームで活躍してもらう。それも悪くない。浦和の中の人は、絶対に大槻さんを手放さないで！
→ヘッドコーチとしてトップに残るという情報が。
選手はもちろんだけど、連敗にショボーンとしていた浦和サポにも前を向かせ、他サポにも「（オリヴェイラ監督にすぐ代わって）ウチのスタジアムには、組長来ないんですか？」と惜しまれ、最後の取材の後には記者から拍手が起こり、もう、どんだけ人たらしなんだろう。
清水エスパルス戦のマッチデープログラムから抜粋する。
仙台戦の前にも選手たちに言いました。
勝っていても負けていても同点でも、どんなに苦しい状態でも戦いなさい、走りなさい。そうすれば、この埼玉スタジアムは絶対に我々の味方になってくれる。そういう姿勢を見せずして、応援してもらおうと思うのは間違っている。ファン・サポーターのみなさんは、選手たちが戦うところを見に来ているし、浦和レッズのために何かをやってくれるところを見に来ている。埼スタが熱く応援してくれているのは、我々が戦っている証だ、それだけは絶対に忘れてはいけない、と。
組長……ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
泣かせないでください。
分析力と、的確な指示と、鼓舞する言葉と。
それに加えて、熱いハートも持っている。
こんな人がレッズにいるなら、このクラブは大丈夫だ。
フロントも変わったようだし。
中村GM、よろしくお願いしますよ。
次節からは、「オズの魔法使い」ことオズワルド・オリヴェイラ監督が采配をとります。「アウトレイジ」の次は「オズの魔法使い」。地方の２本立て劇場みたい。
以下、余談。
帰ってから知ったけど、ポンテとデコ（元ポルトガル代表）が見に来ていたそうな。ポンテ、一目見たかったなぁ。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が退任。もう少し早ければ、浦和も監督のオファー出したのかなあ。アーセナルでは22年間監督を務めたとな。マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督は27年間だったな。
浦和美園駅のステンドグラス。「キャプテン翼」は「少年ジャンプ」連載の頃に読んでたから、なつかしいな！
立花兄弟のスカイラブハリケーンやれるのは、日本じゃ森崎兄弟か佐藤兄弟しかいないんじゃなかろーか
