英国の名優、ゲイリー・オールドマンが第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞しました。Congratulations !
若手俳優の頃からずっと出演作を見てきたので、私も嬉しい！ 出演作が多いので、ごく一部ですが、フィルモグラフィーを振り返ります。
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」1990年
戯曲「ハムレット」の裏側を描いたトム・ストッパード作品。ティム・ロスと共演している。ローゼンクランツはゲイリー・オールドマンが、ギルデンスターンはティム・ロスが演じている。共演がきっかけで、2人は今も親しい友人だとか。
「ドラキュラ」1992年
ドラキュラ伯爵を演じている。ヒロインはウィノナ・ライダー、ヴァン・ヘルシング教授役はアンソニー・ホプキンス。19世紀なのに、ドラキュラ伯爵なのに、なんでしょう、このロックスター感。
「不滅の恋/ベートーヴェン」1994年
作曲家ベートーヴェン役で、実際に本人がピアノを弾いている。写真は、共演のイザベラ・ロッセリーニかな。伝記映画のような、＜不滅の恋人＞を探すミステリーのような作品。
「裏切りのサーカス」2011年
東西冷戦下の英国秘密情報部が舞台。ジョージ・スマイリー役を演じている。部下役はベネディクト・カンバーバッチ。幹部役でコリン・ファースも出演。映画が良かったので、後でジョン・ル・カレの原作『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』も読んだ。やっぱりスパイ映画って、東西冷戦時代がいちばん面白い気がする。続編も映画化するという噂がある。ぜひ、撮って！！
お気づきでしょうか、あえて悪役じゃない作品をピックアップしました。ええ、今では悪役俳優として有名ですが、善人役、恋人役もけっこう演じています。ベネディクト・カンバーバッチが言ってた「英国人はハリウッドで悪役をやらされる」は本当なのかな……。気になる悪役として「レオン」「フィフス・エレメント」を載せようかと思ったけど、思いとどまりました。
若い頃なんて、それはそれは独特の色気があってね。色んな女優と浮名を流したのも納得。当時を知らないお嬢さん方は、ぜひ画像検索してね♡
忘れてはいけない。映画「ウィンストン・チャーチル」では、ゲイリー・オールドマンを特殊メイクでチャーチルそっくりに変身させた、辻一弘さんがメーキャップ＆ヘアスタイリング賞を受賞しましたね。おめでとうございます！
歴史上の人物に特殊メイクで変身するといえば、アンソニー・ホプキンスが映画監督アルフレッド・ヒッチコックを、ニコール・キッドマンが女流作家ヴァージニア・ウルフを演じたことがあったっけ。ニコールはこの役でアカデミー賞主演女優賞を獲ったのだ。
「ウィンストン・チャーチル」もちろん、見に行きますよ！
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