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横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵

アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」Mon petit doigt m'a dit...
監督:パスカル・トマ
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・デュソリエ
2005年 フランス映画

 今夜からNHKで「トミーとタペンス 2人で探偵を」の新シリーズが始まるので、それにちなんでフランス映画を紹介。

 アガサ・クリスティー原作のおしどり探偵「トミーとタペンス」シリーズのうち、「親指のうずき」を映画化したもの。フランスでもアガサ・クリスティーは絶大な人気を誇る。こちらはフランス版のポスター。

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<あらすじ>
国防にかかわる仕事に従事するベリゼールと好奇心旺盛な夫人のプリュダンスは、叔母が亡くなったため、遺品整理のために彼女がいた老人ホームへ。そこで知り合いの老婦人が行方不明になったことを知る。彼女は老婦人の所有する“見覚えのある風景画”を頼りに、婦人を探しに行く。たどり着いた屋敷には怪しげな人物が……。

 

 舞台を英国から現代のフランスに変えたことで、登場人物の名前をフランス風にアレンジしてある。妻はプリュダンス・ベレスフォルド、夫はベリゼール・ベレスフォルドという具合に。

 原作では、コンビのうち、タペンスが暴走気味な役回りだけど、本作ではカトリーヌ・フロが大人のレディになってもじっとしていないタペンスを好演している。孫もいる設定なのに、ちっとも落ち着かず、どこか可愛らしい。

 

 トミー役のアンドレ・デュソリエは、ダンディな紳士を演じることの多い俳優。もし、もう少し早くこの映画を撮っていたら、アクションも演じたんだろうか……(「キングスマン」のコリン・ファースのように!)。

 また、フランスを舞台に変えたけれど、作品の雰囲気を壊していない。ロケ地はスイスとの国境に近いサヴォア地方、ブルジュ湖周辺とのこと。

「トミーとタペンス」は、英国では「おしどり探偵」(Agatha Christie's Partners in Crime)という題で1980年代にドラマが制作された。日本でもDVDになっていたり、スカパーのミステリチャンネル(当時)で放送されたこともある。トミー役はジェームズ・ワーウィック、タペンス役はフランチェスカ・アニス(色っぽい!)が演じていた。ファッションがゴージャスだった。新旧ドラマを比較してみるのもいいかも。

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【追記】録画して放置しておいたNHKの最新版を、ようやく見たよ。感想は……あえて書きません。ということで、察してください……。

 

 

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