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横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

スウィング!

映画

 先日、「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2015」に行ってきた。今年で12回目の開催。夕涼みがてら屋外上映会には行ったことあるけど、コンペ作品を見るのは初めて。今年はチラシを見て「面白そう!」と思うものが多かった。

 

「スウィング!」

ハンガリー映画(2014年)チャバ・ファゼカシュ監督

 

<あらすじ>
歌手を目指す3人の女がジャズ・グループを結成し、
恋と音楽に奮闘する。

歌の仕事を求めて息子と街に来たケイト。オーディションを逃げ出した
弱気なアンゲラ。そして、夫の浮気現場を目撃した主婦のリタ。
ひょんなことから3人は、一緒にパフォーマンスの旅に出ることになる。

 

 リードヴォーカルを務めるケイト(30代)、コーラスのアンゲラ(20代)、リタ(50代)と年齢をバラバラにしたのが効いている。それぞれの年代で遭遇する女の悩み、恋愛・結婚の問題(シングルマザーだったり、男にだまされそうになったり、離婚の危機とか)にバリエーションが出た。

 3人の女優は、いずれもミュージカルとか歌を専門にしているわけではなく、役が決まった後は歌のトレーニングをしたとか。歌も何曲もあるし、ショーの場面では振付もあるので、かなり大変だったのではと想像する。プロ根性に脱帽です。

 3人の女優さんも素敵だったけど、脇を固めるベテラン俳優も素晴らしい。トリオ結成のきっかけを作った、<スウィングの女王>と呼ばれた往年の名歌手エミリー。最後のステージが心にしみる。この方は、カンヌ映画祭で功労賞を授与された大女優だとか。

 トリオを手助けするドラッグクイーンのアリを演じた俳優も、ハンガリーの中堅俳優で、普段は悲劇などを演じることが多いとか。男性的な顔なので、女装するとコワさが際立つ。エミリーの入院していた病院に忍び込み、エミリーを連れ出すのだが、なぜかナース姿!! 迫力あった~。

 ハンガリーの映画はめったに見ないので、補足情報は、上映後のQ&Aで監督が話していたことです。華やかなショーも楽しいし、元気の出るいい映画です。

 

映画祭公式サイトはこちら

 

 

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