横文字の島

Ile de l'alphabet ~ ある翻訳者の備忘録

ホームズ

Paritsuの思い出

こんにちは。私、ミセス・まーぶる。あの有名な「ミス・マープル」とは無関係ですよ。 「ミス・マープル」のドラマは、ジョーン・ヒクソン版が良かったわ。この文章も、山岡久乃さんの声で読んでね(←オイオイ!)。というか、お好きなベテラン女優さんの声…

フーディーニ&ドイルの怪事件ファイル

「フーディーニ&ドイルの怪事件ファイル」Houdini & Doyle出演:マイケル・ウェストン、スティーヴン・マンガン監督:スティーヴン・ホプキンス フーディーニ&ドイルの怪事件ファイル ~謎解きの作法~ DVD コンプリートBOX(初回生産限定) 出版社/メーカー: …

「ご当地ホームズ」フランス編

JSHCの東山あかねさんから、パリで見つけたという仏語ホームズ本を頂きました。ありがとうございます! フランスでは、「シャーロック・ホームズの母方の祖母がフランス人」ということで、「だったら母親もフランス人」、「ホームズもフランス語が話せる」、…

アーカイブ:シャーロック・ホームズのバンドデシネ 第2回

前回(アーカイブ:シャーロック・ホームズのバンドデシネ 第1回 )に続き、他の媒体の記事を紹介。 *********************************** シャーロック・ホームズのバンドデシネ~第2回 動物、ご当地ホームズ、女性と…

アーカイブ:シャーロック・ホームズのバンドデシネ 第1回

他の媒体の記事を紹介する「アーカイブ」シリーズ。他の記事を読むには、サイドバー右側のカテゴリ一覧から「アーカイブ」を選んでください。 ***********************************

Sherlock Holmes on Screens 2 1940-1959

『Sherlock Holmes on Screens 2 1940-1959』Howard Ostrom、Thierry Saint-Joanis(Mycroft's Brother Editions) Voilà, le volume 2 !

モリアーティ秘録

『モリアーティ秘録』キム・ニューマン著 北原尚彦訳 創元推理文庫 モリアーティ秘録〈上〉 (創元推理文庫) 作者: キム・ニューマン,北原尚彦 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/12/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る モリアーティ秘録…

Tintin à Baker Street

『Tintin à Baker Street』Bob Garcia著 Mac Guffin Editions刊 本書は仏語圏のヒーロー・少年記者タンタンと、シャーロック・ホームズを比較・考察したもの。相違点はともかく、共通点はそんなにないだろう……と思いきや、意外とあるんだな。

Les Maîtres du Mystère

『Les Maîtres du Mystère de Nick Carter à Sherlock Holmes 1907-1914』 Philippe Mellot著 Michèle Trinckvel刊 1997年 以前、こちら(ホームズ、ロシアを駆ける:ホームズ万国博覧会 ロシア篇 - 横文字の島)の記事で言及した仏語本を実家から回収してき…

Sherlock Holmes on Screens 1929-1939

『Sherlock Holmes on Screens 1929-1939』Howard Ostrom著 Thierry Saint-Joanis編 Mycroft's Brother Editions刊 This is the film book of the sherlockian, by the sherlockian, for the sherlockian. SSHF(フランス・ホームズ協会)から出た新刊。1929…

フランスのホームズ展 / オマール・シー版ルパン

さる7月14日、フランスのネリ=レ=バン(Néris-les-Bains)で、ベル・エポックをテーマにしたイベントが開催された。もう21回目ということで、かなり続いているらしい。写真を見ると、皆さん、なかなか本格的な仮装。 www.lamontagne.fr

アーカイブ:パリ~ホームズゆかりの場所

アヴィニヨン(こちら)に続いて、パリ。以前「アーカイブ」で紹介した場所(博物館とか)と比べると、観光スポットではないし、地味すぎて躊躇してしまうのだけれど、載せておきます。

アーカイブ:アヴィニヨン~ホームズの先祖ヴェルネゆかりの場所

もうすぐ夏休みシーズンですね。海外へ行かれる方もいらっしゃるでしょう。 以前「アーカイブ」として他媒体の記事を紹介しましたが、未紹介だった部分を載せます。今回は、シャーロック・ホームズの先祖とされるヴェルネ家ゆかりの街、南仏アヴィニヨンです…

小説 エノーラ・ホームズの事件簿

今度実写化される、ナンシー・スプリンガーの『エノーラ・ホームズの事件簿』シリーズ。主人公エノーラは、シャーロック&マイクロフト・ホームズの年の離れた妹という設定。米国では6冊出ているが今のところ、日本語版は5冊のみ刊行。ネタバレを回避しつ…

フランス・ホームズ協会25周年ほか

この1月で、フランス・ホームズ協会(Société Sherlock Holmes de France)が創立25周年を迎えたという。創立は1993年1月14日(えっ、誰です? 1月6日じゃないのと思った人は)。 Félicitations pour 25 ans !

アーカイブ:ランの花<シャーロック・ホームズ>

他の媒体の記事を紹介する「アーカイブ」シリーズ。他の記事を読むには、サイドバー右側のカテゴリ一覧から「アーカイブ」を選んでください。 *********************************** 古い資料を片付けていたら、フランス…

フランスのラジオでホームズ&ルパン特集

フランスのラジオ局「France Culture」で昨年末、ホームズとルパンの特集番組が放送された。フランス時間で12月23日(土)~24日(日)と、30日(土)~31日(日)の深夜から早朝にかけての放送。 放送はインターネットでも聞ける。オンエアから数日以内は、…

シャーロック・ホームズ対伊藤博文

『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』松岡圭祐 講談社文庫 シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫) 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 英国の名探偵シャーロック・ホー…

シャーロック・ホームズとジャズ

前の記事(こちら)に引き続き、ジャズの話を。 今回は、シャーロック・ホームズをモチーフとしたジャズCDを紹介。 まずはこちらから。 Alan Barnes「Sherlock Holmes Suite」Woodville Records Sherlock Holmes Suite アーティスト: Alan Barnes 出版社/メ…

追悼 ジェリー・ルイス

先月、米国のコメディアン、ジェリー・ルイスが亡くなった。享年91歳。1946年にディーン・マーティンと「底抜けコンビ」を結成し、人気を博した。日本のコメディアンにも影響を与えた。 SSHF(フランス・ホームズ協会)の情報によると、ホームズっぽい探偵役…

ホームズ、ロシアを駆ける:ホームズ万国博覧会 ロシア篇

「ホームズ、ロシアを駆ける:ホームズ万国博覧会 ロシア篇」久野康彦編訳 国書刊行会 ホームズ、ロシアを駆ける: ホームズ万国博覧会 ロシア篇 作者: 久野康彦 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2017/08/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見…

ドイツ・ベルリン クリミナール・テアター(ミステリシアター)

引き続き、ベルリンに行った時の話。 ベルリン国立絵画館で、置いてあるパンフレットを見ていたら、シャーロック・ホームズっぽいイラストが描いてあった。ピンときて手に取ると、ミステリをテーマにした演劇の案内だった。

アーカイブ:スイス・ローザンヌ オテル・ナシオナル

ローザンヌ オテル・ナシオナルl'Hôtel National ― Lausanne スイスのローザンヌが登場する「フランシス・カーファクス姫の失踪」。かつてのオテル・ナシオナルの跡が残っていた(2001年の情報)。 ローザンヌでスイス・ロマンド・ホームズ研究会のメンバー…

アーカイブ:スイス リュサン城

スイス リュサン城(Le château de Lucens) かつてコナン・ドイルの息子エイドリアンがリュサン城を所有していたこと、およびホームズ博物館があったことは、前の記事(こちら)に書いてあるので、そちらを参照されたい。 私はリュサン城の中に入ったことは…

アーカイブ:スイス・リュサン ホームズ博物館

過去に他の媒体で発表した記事を紹介する「アーカイブ」シリーズ。フランス編に続き、スイス(仏語圏)編を紹介します。 サイドバー右側の「アーカイブ」カテゴリをクリックすると、フランス編の一覧が表示されます。 ******************…

アーカイブ:レジオン・ドヌール博物館

レジオン・ドヌール博物館パリナビ(日本語) レジオン・ドヌール勲章博物館[ミュゼ・ドゥ・ラ・レジオン・ドヌール] | パリナビ 博物館サイト(仏語) Le musée de la Légion d'honneur et des ordres de chevalerie | La grande chancellerie

フランスのホームズ本 児童書とYA

Wiggins Apprenti Detective 作者:Nicodeme, Beatrice Syros Amazon 先日の月例会(こちら)のお題は、児童&YA向けホームズ本。講師は日暮雅通さんと北原尚彦さん。 紹介されたのは日本語オリジナルの本と、講師のお二人が英語翻訳者ということで、英米から…

アーカイブ:パリ ルーヴル・ホテル

ホームズ物語に登場する、パリのルーヴル・ホテル(Hôtel du Louvre)。 パリでは友人宅に泊めて貰ったり、お手頃価格の宿に泊まったりしたので、私もルーヴル・ホテルには一度も泊まったことがない。 ホテルの外観(1999年)

アーカイブ:パリ ペール・ラシエーズ墓地

ヨーロッパの墓地は広くて明るくて、ちょっとした観光地になっていたりする。 パリ郊外にあるペール・ラシエーズ墓地は、合計3回訪れている。1回目は、バラの花をエディット・ピアフの墓に供えた(たぶんその頃、伝記を読んだのだろう)。2回目は洋楽好きの…

アーカイブ:パリ推理小説図書館(BILIPO)

お次は1999年に訪れた、パリの推理小説図書館。 名称は「Bibliothèque des littératures policières」(BILIPO)。定訳がないので、「推理小説図書館」としておく。推理小説に特化した図書館は世界的にも珍しく、BILIPO以外だと、東京の「ミステリー文学資料…